メニュー
電話番号
ブログ

快適カーライフへのアドバイス【命を守る、ブレーキ回りのメンテ】

2013.4.08

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
  快適カーライフへのアドバイス 【命を守る、ブレーキ回りのメンテ】
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

車の基本性能「走る・曲がる・止まる」はどれも大切な要素ですが、中でも「止まる」は
運転者や歩行者の命を守る上でとても大切なものです。
今回は、その「止まる」を支えるブレーキ回りのメンテナンスについてお話しします。

◎まずはブレーキの種類から
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・ブレーキには、走行中に使うフットブレーキと、停止中に使うパーキングブレーキがある
・フットブレーキは、大きく分けると2種類
・一つはディスクブレーキ、車輪と一緒に回転するディスクを両側からパッドで挟んで
 回転を止め、ブレーキをかける
・もう一つはドラムブレーキ、車輪と一緒に回転するドラムの内側にブレーキライニングを
 押しつけて回転を止め、ブレーキをかける
・どちらのブレーキも一長一短の特性があるが、大型トラックなどはドラムブレーキが多い
・乗用車の場合は、前輪はディスクブレーキ、後輪はドラムブレーキが一般的

◎ブレーキパッドは残厚をチェック
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・ブレーキパッドは消耗品、ディスクとの摩擦によって厚みが減ってきたら交換する
・減り方はパッドの素材や車種、運転者のクセなどでも違ってくる
・大体3~4万キロ、早ければ2万キロで交換が必要になることも
・コバックでは、4mm以下なら交換をお勧めしている
・車検や12ヶ月点検の時には必ず残厚の確認をしている
・自分で確認する時は、タイヤを外すと現れるブレーキキャリパーについている点検孔
 から見ることができる
・足回りから「キーキー」と音が出始めたら、パッドの残量が減ったお知らせ
・そのまま乗り続けると、ブレーキディスクごと交換が必要になってしまい、交換費用も
 高くなるので要注意!

◎ブレーキローターも消耗品
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・ブレーキをかける時にブレーキパッドが押しつけられる部分がブレーキローター
・摩擦によってレコード盤のように筋状の削れ痕ができる
・点検時には異常なキズのつき方をしていないか確認する
・ブレーキローターも消耗品、摩擦熱やこすれによる摩耗が進むと、
 ひび割れやひずみができてブレーキの性能を落とす
・ローターの表面を研磨して再利用することもできるが、薄くなるため強度が
 不安、新品への交換がお勧め

◎ブレーキライニングも残量をチェック
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・ドラムブレーキの場合、ブレーキパットと同じ役目をするのがブレーキライニング
・コバックでは、残量2mm以下なら交換をお勧めしている
・点検方法や注意事項はブレーキパッドと同じ

◎劣化しやすいブレーキオイルも交換必須
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・油圧で作動するブレーキ、この油圧の「油」がブレーキオイル
・ブレーキオイルの入ったタンクは、車体手前から見てエンジンルームの奥の方にある
・日常点検では、適量か?色の汚れが無いか?を確認する
・量は多くても少なくてもダメ、MAXとMINの目盛りの間にあること
・量が減るようなら漏れの疑い、液を補充する前に原因を調べ修理すること
・ブレーキオイルは湿気を吸収しやすく、これが劣化の原因になる
・ブレーキオイルは鮮度が大切!車検ごとの定期交換がお勧め
・劣化すると、ブレーキの効きが悪くなってキケン!
・更にはブレーキシリンダーが腐食して、それごと交換が必要になる
・交換の際はエア抜き作業が必要

いずれも自分でやってできない事はないけど、ちょっと高いレベルのメンテナンス。
重要保安部品でもあり、万一のリスクも考えるとプロに任せた方が安心でしょう。
車検のコバック長岡・南長岡店でも承っていますので、お気軽にご相談下さい!

車検のご予約・お見積りはこちら
上に戻る
電話番号
新潟県長岡市の車検ならコバックのナカノオートにお任せ下さい!
Copyright (c) Nakano Auto.